実施風景

過去の開催の様子

2007年冬至の実施風景

採火セレモニーの様子 <採火セレモニーの様子>
大阪・兵庫・京都のキャンドルナイト主催者に集まっていただき、平和の火の説明、及び誓いを宣誓し、星野村から正式に火を受け取り、各主催者に採火致しました。
日程:12月19日
場所:福岡県八女郡星野村「平和公園」

大阪 <大阪>
日程:12月22日(土)
会場:豊国神社(大阪府大阪市)
主催:虹のキャンドルナイト
内容:チームGOGO関西の冬至集結イベントとして、まーちゃんバンドの演奏を中心に開催。参加者全ての手に火を灯すキャンドルリレーを行う。

京都 <京都>
日程:12月22日(土)
会場:扇屋懐估亭 (京都府綾部市)
主催:扇屋懐估亭
内容:平和の火のお話、出口三平氏の心の火と平和についてのお話、スタッフ清野のStory Telling、 三平さんの 背中合わせワークショップと詩の朗読、懐古亭のこうすけ君と天空オーケストラの南澤さんのシタール、タブラの演奏等様々な催しが行われた。

兵庫 <兵庫>
日程:12月24日(月・祝)
※雨の為22日から延期されました。
会場:湊川公園  (兵庫県神戸市)
主催:神戸キャンドルリレー実行委員
内容:神戸のミュージシャンによるライブオリジナルキャンドルワークショップ、キャンドルリレー等を行った。

 

開催者の声

<2007 冬至 京都>
 
 京都でキャンドルナイト1Pieceのキャンドルナイトを開催しました。
平和の日をリレーしていく、種火から沢山の人のもとへと届いていく過程のなかで、沢山の会話や、想いが生まれました。そこでは、平和について、持続可能な社会について沢山の言葉が交わされました。
人から人へ、想いから想いへと渡されていくことで、出逢ったこともない人たちが、大きな物語でつながれていくようでした。
キャンドルナイトの最中も、強く火について想いを馳せることができました。そこには、祈りがありました。

<2007 冬至 兵庫>

神戸で平和の火を使ってキャンドルナイトを主催させていただきました鈴木です。

平和の火の存在を知ったとき、身震いしました。
 
原爆の投下された日から、何年の月日が経っていることでしょうか。
 
そう考えると、とても気が遠くなりました。
 
そして、この火の存在を知らない人がまだまだいること、
日本人としてこの火に触れることは、とても大切なことではないか、と思いました。
 
星野村で出会った平和の火は、とても穏やかでやさしかった。
 
火が語りかけてきます。
 
「もう、恨みも悲しみも焼き尽くした。ただ、静かに平和であることを祈っている。」と。
 
今の日本。
戦争こそないにしろ、殺伐として、信じられないような極悪事件が毎日のように起こっています。
 
そんな我々の心に、この火をもった人に、平和をもたらしてくれると、感じます。
 
冬至の当日は大雨。
24日のクリスマスイブに延期しました。
NHKも来ることになっていたので、延期はつらかったですが、
でも、たくさんのスタッフが協力してくれたことがとてもよかったな、とおもいました。
 
湊川公園は広すぎて、ちょっと大変でした、が、
商店街を回ると、毎日新聞のトップに載ったこともあって、
反応がよかったようです。
 
そして、火でありながら、みんなの心に残る、温かさをもっていました。
 
この夏至にも企画しておりますし、別の方が平和の火を使いたいといってこられた方もいます。
 
いろいろな人がこの火でキャンドルナイトをやり、いろいろな人の心に平和を伝えていってほしい。
 
この火が存在することに感謝せずにはおれません。
星野村の方々、山本達男さん、そして、そのご遺族に大変感謝しております。


参加者の声

ぼくは、七年前、あの火を持って仲間とウォークしたんで、また、再開できて、感無量でした!
ありがとう!あの火には、何十万、何百万人の平和への思いが込められてると思ったよ!
(40代・男性)

あんなに静かなで神秘的な雨の祈りの時間は今まで経験した事無かった。
まーちゃんの力もあったけど、たけが長崎から火を運んでくれた事によって、かなり意味が深くなって、みんな、ロウソクに火を灯すのも、灯った火を消さないようにとそれはもう大切に慈しみながら手で覆い、風から守ってる姿には、ジーンとくるものがありました。
ロマンチックなロウソクの火をきっかけに素敵なワンピースになる事間違い無し!!
(30代・女性)

私は12/22大阪城の豊国神社で参加させて頂きました
多忙のため、準備などはほとんど協力できなくて、当日のみの参加でした
土砂降りのキャンドルナイトワンピース@豊国神社だったんですがとても良かったです
雨は確実にその場を清めて、皆を守ってくれていたと思います
雨のおかげで、皆が本堂の大屋根の下にすっぽり入れるような人数でかえってエネルギーが集中していて良かったような気がしました
ブドゥリ太鼓の子供達は奉納するように神前で踊り太鼓の音もしゃんとしてまーちゃんは賽銭箱を背に歌い、皆車座のように石段に座り寒かったけど、温かかったです
火を持ち帰られた方は、悲しみや憎しみなど複雑な思いで保存しておられたでしょうに
62年間受け継がれた平和の火を皆で輪になってひとりひとり廻して点火してすごくきらきらきれいなキャンドルたちになったのを見てそんな憎悪や恨みなどは感じられなくて皆の手で長い年月をかけて浄化の道を辿り続けてるのだと実感しました
また、最後に皆で歌いながら消していく時これはおとむらいなんだと実感しました
同時に、こうしてホントに長い年月、多くの人の手を必要とする大変な出来事だったのだとあらためて思いました
これに参加する人たちが、このことをイベントとしてだけでなく自ら実感してくれたらと思います
がんばって準備してくれた皆にとても感謝しています
(?・女性)

たくさんの命を奪ってしまった原爆の火が、今生かされている私たち一人一人の手に渡ったら、穏やかで優しい炎で私たちを温めてくれました。
キャンドルの光と一緒に歌い、心の中で会話して、もう争わないことを改めて誓いました。
学びをありがとうございました。
(30代女性)

キャンドルナイトを終えて…
ひとつの炎から始まった灯がみんなの手のひらに渡ったとき、ものすごく大切なものをゆだねられた気持ちになりました。
初めて火の重み、思いをかんじました。それと同時にみんなの思いもかんじました。
結婚式で使われたキャンドルを元に作られた手作りキャンドルにあの火が灯る。
そしてみんなの笑顔。
本当の平和を思い描く瞬間。それが、他の場所でも行われている喜び…
この気持ち空間を忘れずに生きたいと思う時間と空間でした。
そんなすてきな時間と空間がもっとたくさんの場所で行われることを願っています。
(20代女性)